ハイドン :ソナタ 第62番 第2楽章 Hob.XVI:52 op.82
Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.62 Mov.2 Adagio
解説 : 齊藤 紀子 (146文字)
第2楽章はアダージョの4分の3拍子でホ長調。第1楽章の半音高い調で書かれていることは興味深い。3部形式となっており、中間部(第19小節~)では同主短調のホ短調で書かれている。そして、この中間部の中間にはト長調も顔を出す。所々に、装飾音の手法で書かれた上行する音階が見られることが特徴的である。
ソナタ 第62番(ウィーン原典版番号)変ホ長調 第2楽章