ハイドン : ソナタ 第59番 第3楽章 Hob.XVI:49 op.66
Haydn, Franz Joseph : Sonate für Klavier Nr.59 Mov.3 Finale (Tempo di Minuet)
作品概要
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:4分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用7 発展1 発展2
楽譜情報:8件解説 (2)
解説 : 大井 和郎
(401 文字)
更新日:2025年5月30日
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解説 : 大井 和郎 (401 文字)
Tempo di Minuettoですので、そこまで速くない第3楽章です。基本的には楽天的な世界で、深刻なムードは一切ありません。唯一雰囲気が変わるのは、es-mollに転調した部分ですが、すぐに長調に戻ります。アーティキュレーションは軽快に、スタッカートを短くして、楽しく弾いて下さい。
この第3楽章にはいくつかの素材があり、それが繰り返し出てきます。奏者はその素材を把握し、素材毎にカラーやダイナミックを変えると、音楽はとてもわかりやすく、楽しくなります。
例えば最初の素材は、1〜8小節間で、これはこの第3楽章のテーマですので、繰り返し出てきます。次は9〜16小節間です。そのあと、再び最初の素材に戻りますね。25〜28小節間も新たな素材になります。素材A 素材B 素材C という風にそれぞれの素材を名付け、第3楽章全体を分析してみましょう。
唯一雰囲気が変わるのは、es-mollに転調した部分です。
解説 : 齊藤 紀子
(154 文字)
更新日:2020年2月9日
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解説 : 齊藤 紀子 (154 文字)
第3楽章のフィナーレはテンポ・ディ・メヌエットの4分の3拍子で、第1楽章と同じ変ホ長調による。ロンド形式で書かれており、気品に溢れる第2楽章から一転して、楽章全体に溌剌とした性格が行き渡っている。
このように、このピアノ・ソナタは、ハイドンのピアノ・ソナタの中では全体として比較的規模の大きいものとなっている。
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