ハイドン :ソナタ 第59番 第2楽章 Hob.XVI:49 op.66
Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.59 Mov.2 Adagio e cantabile
解説 : 齊藤 紀子 (177文字)
第2楽章のアダージョ・エ・カンタービレは4分の3拍子で、第1楽章の属調にあたる変ロ長調で書かれている。3部形式によるが、全124小節とハイドンの緩徐楽章の中では比較的規模の大きいものとなっている。中間部(第57小節~)では、まず、左手に主導的ラインが見られる。そして、第3部(第81小節~)では、第1部の冒頭の主題が細かい装飾的な音価にリズム変奏される。
ソナタ 第59番(ウィーン原典版番号)変ホ長調 第2楽章