ハイドン : ソナタ 第31番 第3楽章 Hob.XVI:46 op.54-3
Haydn, Franz Joseph : Sonate für Klavier Nr.31 Mov.3 Finale: Presto
作品概要
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:発展2 発展3 発展4
楽譜情報:6件解説 (2)
解説 : 稲田 小絵子
(88 文字)
更新日:2020年2月9日
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解説 : 稲田 小絵子 (88 文字)
第3楽章:フィナーレ。プレスト、変イ長調、2/4拍子。ソナタ形式。
フィナーレにふさわしい快速な楽章。主題は2つとも十六分音符を中心とした細かな動きで、最後まで勢い衰えずに進む。
演奏のヒント : 大井 和郎
(438 文字)
更新日:2025年1月26日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (438 文字)
まず、Prestoと書いてあるのですが、筆者の楽譜にはさらに、4分音符=132と表記があります。これで実際に弾いてみたのですが、確かに無難なテンポだと思います。例えば8小節目のようなターンなど細かい音符を無理なく弾くには、これ以上速いテンポで設定しない方が無難です。結果、聴いていてそこまでPrestoを感じる曲には思いませんが、これくらいのテンポが精一杯でしょう。
この3楽章の特徴は、フォルテとピアノが交互に現れる事にあります。故に、そのフォルテとピアノの差をはっきり付ける事が重要です。アンサンブルで、楽器数の多い編成と、少ない編成が、交互に演奏しているイメージです。
テンポは揺れること無く、余計な間を取ること無く、限りなくメトロノームに近い、正確なテンポで進んでください。第1楽章、第2楽章に見られるような、rall であるとか、フェルマータとか、テヌートマーキングとかはこの楽章には一切出てきません。淡々と、楽しく進んで、最後の最後までテンポを緩めることの無いように。
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