ラフマニノフ :前奏曲集(プレリュード) 第12番 Op.32-12 嬰ト短調
Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:13 Preludes Allegro gis-moll Op.32-12
解説 : 和田 真由子 (202文字)
前奏曲集の中で最も広く親しまれている傑作の一つ。雪でおおわれた大地をソリが鈴を鳴らしながら走る様子を表しているといわれる。テンポが劇的に変化するのが特徴である。全曲を貫くめまぐるしい分散和音に対して、旋律は豊かな音で、たっぷりと歌う。ラフマニノフの録音が残っているが、当時の録音機器は回転速度が違っていたため、現在のレコードプレーヤーで聞いた演奏は、実際のものよりも速くなっていることに注意が必要である。
前奏曲集(プレリュード) 12. 嬰ト短調
フーガ 12. 嬰ト短調
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