シューベルト :ピアノ・ソナタ 第2番 第3楽章 D 279

Schubert, Franz:Sonate für Klavier Nr.2  Mov.3 Menuetto-Allegro vivace

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:4分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

解説 : 髙松 佑介 (414文字)

更新日:2019年4月28日
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メヌエット:アレグロ・ヴィヴァーチェ、イ短調、4分の3拍子

本楽章は、3拍子のメヌエットとも、少し速いテンポで1小節1拍と数えるスケルツォとも取れるテクスチュアで書かれている。

主部はABA’という三部形式を取る。16小節のA部は、8小節の主題提示に始まり、4小節のヘミオラに続いて4小節の半終止によるカデンツという古典的な構造をもつ。B部では、A部をパラフレーズする形で声部交換や転調が行われた後、A部が調的な逸脱を伴って回帰し、主調で閉じる。

強音で歯切れの良い短調の主部とは打って変わって、トリオは同主長調で静かに始まる。主部とトリオ部は対照的な性格をもつが、四分音符による伴奏のみならず、八分音符と四分音符による旋律といった、主部と同じリズム素材を用いて構成されている。

なお、本楽章には別稿が存在する(D 277A)。この自筆譜に作曲日は記されておらず、ヘ長調の別のトリオを持つものの、本楽章の作曲過程であると考えられている。

執筆者: 髙松 佑介
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