モーツァルト :ピアノ・ソナタ 第14番 第2楽章 K.457
Mozart, Wolfgang Amadeus:Sonate für Klavier Nr.14 Mov.2 Adagio
解説 : 岡田 安樹浩 (196文字)
第2楽章 変ホ長調 4分の4拍子
主題が回帰するたびに変奏されるという、モーツァルトのクラヴィーア楽曲に典型的な緩叙楽章である。そして、属調主題(第8小節~)は半音階的装飾音を多く含んでいる。
最初の主題回帰(第17小節~)に続いて、下属調の変イ長調であらたな楽想があらわれる(第24小節~)。急速な音階の上下行や分散和音などを経て、さらなる装飾が施されたかたちで主題が回帰する(第41小節~)。
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 第2楽章
ピアノ・ソナタ 第14番 第2楽章
ピアノソナタ 第14番 第2楽章 K.457