作品概要
楽曲ID:30448
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:2分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:2分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(398 文字)
更新日:2024年9月16日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (398 文字)
更新日:2024年9月16日
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楽天的で活発なアルマンドです。7小節目のカデンツ(終止形)を弾いて、間延びしないテンポが望ましく、そのためには全体のテンポを上げることで間延びが解決されます。
前半は、4小節目の最高音Aが出てくるところをピークポイントとしても良いです。5~7小節目、cisが出てこないのに、D-durに転調した気持ちになってしまいます。ヘンデルの奇術的な書法です。
後半、e-mollに転調し、11小節目でe-mollのカデンツを迎えます。これは、版によって異なるのですが、10小節目、2拍目の左手D(筆者の楽譜にはDナチュラルと書かれています)、は、disで弾かれることもあり、全体の状況から察するに、e-mollの導音であるdisのほうがしっくりくると感じます。
後半はこのe-mollの部分が最もテンションが高まって良い部分であると思います。従って、10小節目最高音のCをピークポイントとしてみても良いでしょう。
執筆者:
大井 和郎
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楽譜
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ヘンデル集 ケース入り
(株)春秋社
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