ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第1集から) ラルゴ HWV 431

Händel, Georg Friedrich:Suite Largo HWV 431

作品概要

楽曲ID:30446
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (433文字)

更新日:2024年7月15日
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まず、厳密に声部を追うことはしない方が良いです。例えば6小節目のソプラノは、1~2拍間、Ais cis fis ですので、8小節目も、Gis h e となるべきです(e だけが別声部であろうとも)。

そして、ピークポイントを決めていきます。11小節目、上行形シークエンスを経てたどり着くのが、このソプラノのAの音です。ここが1つ。

もう1つは、17小節目にもAがあり、このAがこのラルゴの最高音(最も高い位置にある音)となります。

19小節目、オクターブの左手の下行形でたどり着いた20小節目の和音もテンションが高い場所です。奏者はピークポイントに向かう方向性を失わずに、音量を徐々に上げていってください。

逆に、最もppになるべき場所も特定しておきましょう。例えば8小節めの、E Gis Hという和音は、厳格なfis-mollのなかで、暖かみのある和音ですので、p または ppで弾き、そこから徐々に音量を上げて行くようにします。

大変威厳があり、厳格な雰囲気のラルゴです。

執筆者: 大井 和郎
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