ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第1集から) クーラント HWV 429

Händel, Georg Friedrich:Suite Courante HWV 429

作品概要

楽曲ID:30433
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:クーラント
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (448文字)

更新日:2024年7月15日
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このクーラントは、2重唱であると考えます。2人の異なった声質を持った歌手が歌っていると想定します。前半、ソプラノラインに対して、アルトライン(この場合、主には真ん中の声部、または動きのある声部)の2重唱と考えます。ソプラノに対する声部は7小節目からヘ音記号に位置し、掛け合いが始まります。繰り返す場合は、1回目とは別の声部を聴かせても良いでしょう。

後半21小節目からは、動きのある声部は21~26小節間のバス、27小節目からはテノールと言うように、ソプラノに対する声部を見つけ、その声部とソプラノの2重唱を意識します。

シークエンスは、例えば13小節目からのソプラノに注目し、1拍目と2拍目の表拍の音である、D Cis E D G Fis H Ais の2度を聴くようにします。後半も同じです。

このクーラントのピークポイントは、16小節目、ソプラノの最高音であるHに到達したところかも知れません。対して後半では、Hまで達する音が無く、上行形シークエンスもそこまでテンションの高いものではありません。

執筆者: 大井 和郎
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