ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第1集から) アルマンド HWV430

Händel, Georg Friedrich:Suite Allemande HWV430

作品概要

楽曲ID:26098
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:4分50秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (397文字)

更新日:2024年7月15日
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まず楽譜の書き方自体、声部を追うことができません。ソプラノ、アルトなどのラインを追っていくと、途中で入れ替わったり、無くなったり、無くなっても休符がある場合と無い場合とあったりで、一貫していません。そのような理由から、筆者個人的には、そこまで声部の独立をはっきりさせなければならないアルマンドではないと感じます。

このアルマンドは如何様にも変化します。テンポにもよりますが、横に流れるばかりではなく、20~21小節間の2分音符の和音等、縦の線も強調することで威厳が出てきます。また、16小節目に見られるような、バスの細かいパッセージや、低音を余すところなく使うように書かれてありますので、ある意味、多少の激しさ、テンションの高さが見受けられます。

その場その場の調性や和声なども考え、シークエンスひとつにしてもカラーの変化が望ましく、結果、ダイナミックの範囲を広く保って演奏することをお勧めします。

執筆者: 大井 和郎

楽譜

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