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ハイドン :アリエッタと20の変奏 Hob.XVII:2 イ長調

Haydn, Franz Joseph:Arietta con 20 variazioni A-Dur Hob.XVII:2

作品概要

作曲年:1771年 
出版年:1788年 
初出版社:Artaria
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:変奏曲
総演奏時間:10分30秒

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (328文字)

更新日:2007年12月1日
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1765年に作曲された。4分の3拍子のこの変奏曲のテーマは、右手のメロディーに左手の分散和音が添えられた簡素なものである。そして、各々8小節から成る前半と後半とに分けられる。変奏に入ると、テーマのリズム変奏と、和声の変化に即した変奏とを織り合わせるかのような手法が用いられる。また、すべての変奏がテーマと同じイ長調で書かれており、テーマと同じ小節数によって構成されている。とは言え、第3変奏では、左右の手の交差により幅広い音域を扱うこと、しばしばメロディーに音を重ねて重音として扱うこと等から、全体としては非常に変化に富んでいる。この変奏曲の全体は、最終変奏を右手のオクターヴと左手のオクターヴを基調とした配置による和音で仕立てることによって締め括られる。

執筆者: 齊藤 紀子
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