メンデルスゾーン : 無言歌集 第1巻 「信頼」 Op.19-4 MWV U 73 イ長調
Mendelssohn, Felix : Lieder ohne Worte Heft 1 "Confidence" A-Dur Op.19-4 MWV U 73
作品概要
解説 (2)
課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年)
(184 文字)
更新日:2026年3月5日
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課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年) (184 文字)
メンデルスゾーンという作曲家を知る上で、無言歌集は学んでおきたい作品です。声部の弾き分けや、形としてまとめるのも難しいですが、美しい曲なのでぜひ弾いてみてください。ソプラノとバス、声部間のバランスが重要で、耳と手のコントロールを学べるよい練習になります。指導者のロマン派作品に対する知識・経験も問われる曲だと感じます。指導者の先生方にもぜひ弾いてみていただきたいです。
演奏のヒント : 大井 和郎
(781 文字)
更新日:2026年3月26日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (781 文字)
まず、メンデルスゾーンにあまり関わりの無い学習者であれば、メンデルスゾーンの他の作品を多く聴き、彼のスタイルを学んで下さい。ここから話が始まります。あまり知られてはいませんが、ピアノソナタ E-dur 第1楽章などが参考になります。
この曲は一見、きちんと4/4拍子で書いてあるのですが、中間部が特に問題になります。13小節目から左手に8分音符が登場しますので、ここからはある程度リズムを保たなければならないのですが、5小節目から12小節目まで、2つのフレーズがある場所では、実に自由に動いて欲しいのです。感情をたっぷり込め、小節線などあって無いようなものと考えても良いです。1つ目のフレーズと2つ目のフレーズでは、2つ目のほうがより層が厚く、そしてドラマティックです。くれぐれも1つ目と2つ目のフレーズは同じように弾かないことです。重要な事です。
13小節目から8分音符が出てくるとは言え、それでもロマン派的なルバートは欠かせません。特に、24小節目の右手の8つの8分音符をメトロノームのようには絶対に弾かないこと。ここはカデンツの部分で、その前の、122〜23小節間がこの曲のピークポイントになります。ここはかなり時間を取って自由に動き、そして24小節目で全ての伴奏が無くなり、ソロの歌、または楽器が自由に弾く部分です。この小節は大変重要です。
この曲は、如何に自由に弾けるかどうかで決まります。勿論、拍を感じ、リズムを乱すことはいけませんが、限られた範囲内で歌的に、自由に歌えるかどうかということですので、歌の部分を最優先に考え、伴奏がそれをフォローするような感じに進ませてみて下さい。
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