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ショパン :マズルカ ヘ短調 Op.63-2

Chopin, Frederic:Mazurka f-moll Op.63-2

作品概要

楽曲ID:23205
作曲年:1846年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:マズルカ
総演奏時間:2分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報:2件
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解説 (1)

マズルカ第40番の解説 : 齊藤 紀子 (346文字)

更新日:2007年7月1日
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この《3つのマズルカ》作品63は、ラウラ・チョノフスカ伯爵夫人に捧げられている。ショパンの存命中に出版された最後のマズルカ集となっている。

1曲目のロ長調はヴィヴァーチェ。オベレクの性格も併せ持つマズルとなっている。曲の途中で、クヤヴィアクが挿入される。また、中間部はイ長調に転調する。

2曲目のヘ短調はレント。ノクターン風のクヤヴィアクである。中間部はマズルとなる。そして、曲全体を通して、変化和音が多用されている。

3曲目の嬰ハ短調はアレグレットのクヤヴィアク。中間部は典型的なマズルとなる。また、コーダでは、オクターヴ・カノンの手法が用いられ、幻想的な雰囲気を醸し出している。前曲と同様に、ノクターン風の性格を持つ。

※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。

執筆者: 齊藤 紀子
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