作品概要
解説 (1)
            
            
              
                
                  マズルカ第40番の解説 : 齊藤 紀子
                  (346 文字)
                
              
              
                更新日:2007年7月1日
              
              
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            マズルカ第40番の解説 : 齊藤 紀子 (346 文字)
                更新日:2007年7月1日
              
              
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            この《3つのマズルカ》作品63は、ラウラ・チョノフスカ伯爵夫人に捧げられている。ショパンの存命中に出版された最後のマズルカ集となっている。
1曲目のロ長調はヴィヴァーチェ。オベレクの性格も併せ持つマズルとなっている。曲の途中で、クヤヴィアクが挿入される。また、中間部はイ長調に転調する。
2曲目のヘ短調はレント。ノクターン風のクヤヴィアクである。中間部はマズルとなる。そして、曲全体を通して、変化和音が多用されている。
3曲目の嬰ハ短調はアレグレットのクヤヴィアク。中間部は典型的なマズルとなる。また、コーダでは、オクターヴ・カノンの手法が用いられ、幻想的な雰囲気を醸し出している。前曲と同様に、ノクターン風の性格を持つ。
※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。
                  執筆者:
                  齊藤 紀子
                
            
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