作品概要
解説 (2)
課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年)
(227 文字)
更新日:2026年3月5日
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課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年) (227 文字)
ショパンは生涯を通してマズルカを書き続けました。マズルカはショパンにとって日記のような、最も身近な形式であり、そのときどきの感情が反映されています。
マズルカでは、マズル、クヤヴィアク、オベレクといったポーランドの伝統的な舞踊のリズムが使われていますが、ショパンの後期の作品ではそれらが交錯して使われるようになります。今回課題となっているOp.50はショパンの円熟期の作品で、典型的なマズルカのキャラクターを持ちながらも、内面的な深さも感じられる作品です。
マズルカ第30番の解説 : 齊藤 紀子
(396 文字)
更新日:2007年7月1日
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マズルカ第30番の解説 : 齊藤 紀子 (396 文字)
この《3つのマズルカ》作品50は、レオン・シミトコフスキ氏に捧げられている。
1曲目のト長調はヴィヴァーチェ。16小節のコーダを持つマズルとなっている。転調し、ホ短調になる部分では、ポーランド民謡に特徴的な拍子の曖昧さが感じられる。
2曲目の変イ長調はアレグレット。8小節の序奏を持つクヤヴィアクである。中間部はマズルとなる。ハネカーにより「典型的な貴族的マズルカ」とされた。
3曲目の嬰ハ短調は規模が大きめであるが、ショパンのマズルカの中では最もマズルカらしくないマズルカとなっている。それは、ショパンの作品に特徴的な対位法的手法が用いられているからであろう。そのような手法によりながらも、このマズルカは、対位法的なクヤヴィアクで開始し、オベレク、マズル、オベレク…と3種のマズルカすべてが響く。20小節のコーダを持つ。
※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。
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