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ムソルグスキー : 組曲「展覧会の絵」 7.リモージュの市場

Mussorgsky, Modest Petrovich : Tableaux d'une exposition  No.7 "Limoges, le marche"

作品概要

楽曲ID:23138
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (2)

解説 : 伊藤 翠 (178 文字)

更新日:2019年1月6日
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冒頭と同じテンポの《プロムナード》(編曲版では省略されることもある)に続いて、アタッカで始められる。この曲に相当する絵はないが、市場に集まった女性達の会話や、行き交う人々の様子を描写した曲であると解釈出来る。休みなしに動く十六分音符のリズムが特徴的であるが、管弦楽版ではそのめまぐるしく楽器を入れ替えてその動機を演奏させることで、せわしなさを表現している。

執筆者: 伊藤 翠

解説 : 齊藤 紀子 (172 文字)

更新日:2019年1月6日
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<プロムナード>からアッタッカで続けられる。フランス南西部にある古い都市リモージュの市場で、フランス人の女性たちが激しく言い争う様子を描いた絵にインスピレーションを得た作品と考えられている。アレグレット・ヴィーヴォ・センプレ・スケルツァンドのこの曲では、「f」を基調としており、頻繁に付されたスフォルツァンドが、市場の活気ある喧騒を伝えている。

執筆者: 齊藤 紀子