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バッハ :アルマンド BWV 834 ハ短調

Bach, Johann Sebastian:Allemande c-moll BWV 834

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド

解説 (1)

執筆者 : 朝山 奈津子 (363文字)

更新日:2008年4月1日
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現在では偽作とされる。《ジーグ ヘ短調》(BWV845)とともにベルリンの国立図書館に所蔵される資料(P 314)にのみ伝えられる作品。旧全集の校訂報告にはすでに「比較的新しい筆写譜、ぞんざいであまり信頼できない」と述べられている。が、真の作曲者はまだ明らかでない。

冒頭、両手による3オクターヴの分散和音下行で幕を開ける。こうしたトッカータ風のパッセージワークはバッハがアルマンドには用いなかった様式である。この下行の走句は魅力的であるが、以後は簡明、というよりもいささか単調で、常套句ばかりがあまり関連もなくつらなる。全体は70小節近い長さを充分に満足させるような展開にいたらず、残念ながら冗長な印象を否めない。

バッハ新全集には収載されず、校訂譜も多くはない。信頼できる楽譜は旧全集第42巻259-262頁に提供されている。

執筆者: 朝山 奈津子
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