バッハ :アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 ポロネーズ BWV Anh.123 ト短調

Bach, Johann Sebastian:Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Polonaise g-moll BWV Anh.123

作品概要

楽曲ID:22601
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ポロネーズ
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:C.P.E.バッハ:ポロネーズ ト短調 H. 1/2 (BWV Anh. 123)と同じ曲
原曲・関連曲: バッハ, カール・フィリップ・エマヌエルポロネーズ ト短調

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用4

楽譜情報:9件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (399文字)

更新日:2024年4月21日
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6度という音程は、ピアノ演奏において大変に目立つ音程で、6度が出てきたときは、3度や4度よりも注意を払わなければならない特殊な音程とお考えください。

そもそも、6度を右手で弾いた場合、内声は必ず1か2の指であり、外声は必ず4か5の指であることが圧倒的に多いです。人間の指は1の指が最も強い指で、4と5の指は弱い指ですので、自然と、内声の方が外声よりなってしまうという音程なのです。この曲に限らず、世の中の全てのピアノ曲で6度が出てきたときは、要注意です。

このポロネーズは、とにかく外声をハッキリ、内声を弱く弾くようにします。4小節目以降、3度も出てきますので、こちらも、可能な限りトップを出すようにして下さい。

中間部、Bセクションは、B-durに転調し、少し柔らかくなるはずなのですが、こちらにも左手に3度、右手に6度が出てきます。中間部は可能な限りレジェッロで弾いて、こちらもトップを出して下さい。

執筆者: 大井 和郎
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