バッハ : イギリス組曲 第1番 クーラント IIと2つのドゥーブル BWV 806
Bach, Johann Sebastian : Englische Suiten Nr.1 Courante II avec deux Doubles
作品概要
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(368 文字)
更新日:2024年4月1日
[開く]
演奏のヒント : 大井 和郎 (368 文字)
更新日:2024年4月1日
[開く]
まずこのクーラントIIと2つのドゥーブルは、全て1つのテンポにしなければなりませんので、最も細かい音符が多く登場するドゥーブルIを弾いて、左手の16分音符に無理がないテンポを選ぶのですが、そもそも、このクーラントIIが、2/3拍子で書かれている、フランススタイルのクーラントであることから、基本的には決して速くは演奏しません。
2/3拍子で書かれているクーラントは決して速くは弾かないことが、このクーラントで証明されているが如く、最初に弾かれるクーラントIIの装飾音を見たとき、速いテンポでは無理が生じ、実に落ち着きのない演奏となってしまうことが歴然と見て取れます。ドゥーブルI は、最も細かい音符が多く登場しますが、これを弾いたときでさえも、ある程度の落ち着きが欲しいところです。
推奨するテンポとしては、2分音符=60位をお勧めします。
執筆者:
大井 和郎
ピティナ&提携チャンネル動画(0件)
現在視聴できる動画はありません。
楽譜
楽譜一覧 (14)

バッハ イギリス組曲
(株)全音楽譜出版社
(株)全音楽譜出版社

ベーレンライター35 バッハ 6つのイギリス組曲 BWV806-811
(株)全音楽譜出版社
(株)全音楽譜出版社

(100)バッハ イギリス組曲
ヘンレー
ヘンレー

(100)バッハ イギリス組曲
ヘンレー
ヘンレー

J.S.バッハ イギリス組曲
(株)新芸術社
(株)新芸術社

GYP00038656 バッハ イギリス組曲 第1巻 BWV 806-808/ツェルニー編
HAL・LEONARD
HAL・LEONARD

GYP00079419バッハ イギリス組曲全曲 BWV 806-811
ベーレンライター社
ベーレンライター社

バッハ イギリス組曲
(株)全音楽譜出版社
(株)全音楽譜出版社

バッハ, J. S. : イギリス組曲 BWV 806-811/原典版
ヘンレ社(ヤマハ)
ヘンレ社(ヤマハ)

(100)バッハ イギリス組曲
ヘンレー
ヘンレー

(100)バッハ イギリス組曲
ヘンレー
ヘンレー