スクリャービン :24の前奏曲 第8番 Op.11 嬰ヘ短調
Scriabin, Alexander:24 Preludes Allegro agitato fis-moll
解説 : 齊藤 紀子 (168文字)
第8曲目 嬰ヘ短調 4分の3拍子 アレグロ・アジタート
2度目の西欧旅行の最初の訪問地、パリで作曲された。スクリャービンが24歳の時のことである。この地で、スクリャービンはデビュー・コンサートも行っている。2対3のポリ・リズムを基調としている。メロディーは、オクターヴを超える跳躍音程の上昇、3連音符による下降のモティーフが特徴的である。
24の前奏曲 第8番 嬰ヘ短調