スクリャービン :10のマズルカ 第7番 Op.3-7 ホ短調

Scriabin, Alexander:10 Mazurkas  Con passione e-moll Op.3-7

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:マズルカ
総演奏時間:3分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 山本 明尚 (231文字)

更新日:2021年4月9日
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冒頭の主題は半音階下降と減7度の上行を軸としている。旋律のリズムは素朴だが、それだけに用いられている音程の独特な色彩が引き立つ。主題の反復部分では中声部に対旋律が加えられ、音楽に陰影が生みだされる。対比をなすハ長調のトリオは、ダイナミックな伴奏形が際立っている。ソ連のスクリャービン研究家ルプツォーヴァは、このトリオにワルツ的なリズムが用いられていると指摘しており、それこそがショパンやリャードフのマズルカに見られないスクリャービンのマズルカの特色だとしている。

執筆者: 山本 明尚
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