スクリャービン :10のマズルカ 第6番 Op.3-6 嬰ハ短調
Scriabin, Alexander:10 Mazurkas Scherzando cis-moll Op.3-6
解説 : 山本 明尚 (141文字)
主部は、単一の短い旋律動機に基づいている。冒頭部分では、標示通り「諧謔的」で軽やかな伴奏に乗せ、動機がまず左手で、次に右手で奏でられる。副次部分ではややテンポを早め、同じ旋律動機が軽やかに変奏される。嬰ト短調のトリオは一転して、中声部で奏でられる半音階下行により豊かな情念が生じる。
10のマズルカ 6. Scherzando
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