ショスタコーヴィチ : 24のプレリュードとフーガ 第13番 Op.87-13 変ト長調
Shostakovich, Dmitry Dmitrievich : 24 Preludes and Fugues No.13 Ges-Dur Op.87-13
作品概要
解説 (1)
解説 : 山本 明尚
(256 文字)
更新日:2021年1月9日
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解説 : 山本 明尚 (256 文字)
更新日:2021年1月9日
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前奏曲(モデラート・コン・モート、1950年12月20日完成)は、最上声で奏でられる伸びやかな旋律と、それにこだまする伴奏和音のやりとりで全体が構成されており、ロマン派的な和やかさと情緒が感じられる。
フーガ(5声、アダージョ、1950年12月22日完成)は言葉少なで音程の幅も狭い、落ち着いた主題による。曲集のうち唯一の5声のフーガということもあり、楽曲のほぼ半分が三段譜で記譜されるほどのテクスチャを誇る。特に楽曲後半のストレッタでは主題の圧縮、同時の提示により、ゆるやかだが着実にクライマックスを築いていく。
執筆者:
山本 明尚
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