シューマン :ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム) 冬の季節 2 Op.68-38b ハ短調,ハ長調

Schumann, Robert:Album für die Jugend "Winterzeit II" c-moll,C-Dur Op.68-38b

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:4分00秒
  • クリックして画像を開く
  • tab
21648 1

解説 (1)

解説 : 鄭 理耀 (288文字)

更新日:2019年10月6日
[開く]

ハ短調、4分の2拍子。冒頭に「ゆっくりと」、第25小節に「だんだん活気よく」、第40小節にリタルダンド、第41小節に「最初のテンポで」、第49小節に「少しゆっくりと」、第69小節に「だんだんゆっくりと」、第72小節にウナ・コルダの指示。第49〜64小節には、《蝶々》op. 2の終曲で引用されている《爺様の踊り》の旋律が登場する。これは古くから伝わる円舞の曲で、宴会の最後にもう一度楽しい気分になるために踊るお開きの機能をもっており、19世紀にはこの替え歌が大流行した。雪が深々と降り注ぐ寒くて暗い外の景色と、暖かい部屋の中で子供が元気に遊ぶ対照的な情景が作品に描かれている。

執筆者: 鄭 理耀