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シューマン : ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム) 楽しき農夫―仕事の帰り道 Op.68-10 ヘ長調

Schumann, Robert : Album für die Jugend "Frohlicher Landmann" F-Dur Op.68-10

作品概要

楽曲ID:21619
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:0分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用2 応用3 応用4

楽譜情報:74件
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解説 (2)

解説 : 今関 汐里 (124 文字)

更新日:2019年3月7日
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ヘ長調。原題は仕事を終えて帰る上機嫌な農夫と付けられている。左手で提示される優麗な旋律に対し、1拍目裏拍から始まる八分音符の伴奏が快活さをもたらしている。9小節目からはより複雑になり、右手は旋律と伴奏の双方を担当するため、弾き分けが重要となる。

執筆者: 今関 汐里

解説 : 鄭 理耀 (280 文字)

更新日:2019年10月6日
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ヘ長調、4分の4拍子。この作品集で最も有名な曲である。冒頭に「元気よく生き生きと」の指示。全20小節の中で、4小節からなる主要主題が4回登場し、第9-10小節および第15-16小節にのみ別の旋律が現われる(第9-10小節と第15-16小節は同一音型である)。一日の仕事を終え、上機嫌で家路に就く様子が目に浮かぶ作品である。扉絵に描かれたこの曲の挿絵には、農夫と幼い息子、そして犬が描かれており、煙突から煙が立ち上る我が家への帰り道を表している。オイゲーニエ(シューマン家の第7子)によると、冒頭8小節は父親が一人で歌い、それ以降は息子が加わりデュエットになる。

執筆者: 鄭 理耀

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