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シューベルト :即興曲集 第3番 D 935 Op.142-3 変ロ長調

Schubert, Franz:Impromptus  No.3 B-Dur Op.142-3

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:即興曲
総演奏時間:11分00秒
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解説 (1)

解説 : 髙松 佑介 (310文字)

更新日:2019年4月8日
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第3曲:アンダンテ、変ロ長調、2分の2拍子

 本楽曲は、主題と5つの変奏から成る変奏曲で、技巧的なウィーン古典派の特徴を継承しつつ、叙情的なロマン派的要素も併せ持っている。

 主題は、自作の劇音楽《キュプロスの女王ロザムンデ》D 797に基づく(弦楽四重奏曲第13番D 804第2楽章の主題としても有名だ)。第1変奏では主題が付点リズムとなり、第2変奏では伴奏音形が軽やかになることでシンコペーションのリズムが強調される。第3主題で荘重な変ロ短調が挟まれた後、第4変奏では嬰ト長調に転じ、ヨーデルが鳴り響く。第5変奏で変ロ長調に戻り、音階による技巧的なパッセージが展開する。そして最後に、ゆっくりと主題が回帰して曲を閉じる。

執筆者: 髙松 佑介

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