作品概要
楽曲ID:
21380
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:2分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(706 文字)
更新日:2025年11月25日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (706 文字)
更新日:2025年11月25日
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まずこの曲を演奏するには2つの重要な要素があります。1つはペダルを多く使い、硬さを取る事。そしてもう1つ、こちらは最も重要な事柄ですが、「即興性を必要とする」ことです。別の言葉で言えば、この曲を下手に聴かせるには、ペダルを使わずドライな音を出し、メトロノームどおり、コンピューターのように弾けばいいわけです。よってその逆を行く演奏をします。
即興性とは、どの部分に置いても常に動きを付け、メトロノームのような性格な拍のきざみを避ける様にします。例えば、1〜2小節間ゆっくりから始まり、2小節目のメロディーラインのトップGに向かって前に進ませ、Gにたどり着いたら衰退します。その秩序を保ち、3〜4小節間も同じ事をするのですが、1〜2小節間に比べ3〜4小節間の方がテンポも速くなり、音量も増します。そしてppにたどり着きそこから徐々にゆっくりにして8小節目まで衰退させます。
これは一例に過ぎませんが、例えば14〜15小節間のAをメトロノーム通り、音量も平坦に弾いたらどのような事になるでしょうか?同じAでも音量も異ならせるべきですし、どこかに向かってタイミングをコントロールしていかなければなりません。
極端な話、この曲には小節線は不要で、全ての拍は自由に、即興的に、常に動いていなければならなく、音量は常に変化させなければならなく、ペダルを用いて、幻想的な側面を出したり、音を円やかにしなければなりません。
そのような演奏を目指してみて下さい。
執筆者:
大井 和郎
楽譜
楽譜一覧 (1)
シベリウス ピアノアルバム SIBELIUS
(株)全音楽譜出版社
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