ショパン :エチュード集(練習曲集) 第10番 Op.10-10 変イ長調
Chopin, Frederic:12 études Etude No.10 As-Dur Op.10-10
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:展開1 展開2 展開3
解説 : 今関 汐里 (324文字)
1830~32年作曲。
ワルシャワのショパン博物館に自筆譜が所蔵されている(D/21)。
変イ長調、8分の12拍子、Vivace assai
右手の6度の重音、左右で異なるアクセントを適切に演奏するための作品。単音と重音が交互に現れる右手は、単に、重音を正確にとらえるテクニックだけではなく、上声と内声の横の流れを意識することが重要となる。左手の分散和音を正確に、そして冒頭の指示通り「legatissimo」で弾くためには、手首と肘の柔軟性とペダルの微細な操作も必要不可欠である。
煌びやかな主題は、まずレガート、その後13小節目からはスタッカートで提示される。中間部では転調が繰り返されたのち、54小節目から冒頭の主題が回帰し、煌びやかに終止を迎える。
練習曲集 Op.10-10
エチュード集(練習曲集) 第10番
エチュード集(練習曲集) 第10番 変イ長調
PTNA2014コンペ全国決勝/G級 銀賞/エチュード 変イ長調 Op.10-10
エチュード集(練習曲集) 第10番 / 12 études Etude No.10
エチュード 変イ長調 Op.10-10
第10番
動画 【ピティナ・eラーニング】バッハからショパンへ -ショパン・エチュード探求-:ショパンエチュード Op.10(第6曲~第12曲) 講師:樋口 紀美子