
解説:ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (586文字)
更新日:2010年1月1日
解説:ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (586文字)
世界10数カ国語に翻訳され、ピアノメッソードでは、全米一の売上げを誇るバスティン・メッソードの著者。
3歳でピアノを始め、ステファン大学・バーナード大学を卒業後、東部の名門コロンビア大学大学院で修士課程を修了。音楽祭・リサイタル・ラジオ番組出演など、ピアニストとしても活躍。教育テレビのピアノ講座講師を務めるとともに、テューレーン大学で教鞭をとったことも。カリフォルニアにピアノ教室を開設し、夫君ジェームス氏と共に、指導上必要な曲を生徒のために次々と作曲し、200種類以上に及ぶピアノテキストを出版。夫妻で独自のメッソードを確立。その指導講座は世界各地で開催されている。バスティン門下生からは、全米コンクール第1位入賞者をはじめとして、オーケストラとの協奏曲共演者や音楽大学で教鞭を執る者など、優秀なピアニストを数多く輩出している。
「ピアノ指導者としての醍醐味は、音楽を通して、一人一人の個人と関われること。才能は無くても音楽好きな生徒を育てること。生徒の才能を発掘し、引き出すこと。」というバスティン先生の独自の教育法は、週に60人の生徒と関わる中で、今なお健在である。
これまでのジェーン女史とジェームス氏の音楽と音楽教育に対する多大な貢献に対して、1999年に全米音楽指導者協会(MTNA)よりMTNA Lifetime Achievement Awardが授与された。
作品(283)
ピアノ独奏曲 (11)
曲集・小品集 (55)
教則本 (49)
子供のための作品 (8)
種々の作品 (146)
ピアノ合奏曲 (2)