カペル, ウィリアム 1922-1953 Kapell, William
おすすめポイント
ヴァイオリンを若き日の名手グリュミオーが弾いて、ピアノを夭折の天才ウィリアム・カペルが弾いたベートーヴェンのソナタ1番のライヴ。ヴィルトゥオーゾ・タイプのイメージが強いカペルだが、アンサンブル・ピアニストとしての高い力量を示している。丁々発止のやり取りを見せる3楽章が特に聴き物。グリュミオーは後にハスキルやアラウとヴァイオリン・ソナタ全集を録音して、これらは定番の評価を得ているので比較するのも面白い。(林川崇)
飛行機事故で若くして亡くなった天才ウィリアム・カペルが弾くコープランドのソナタの熱演。