石井 楓子 Ishii, Fuko
プロフィール (1422文字)
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2013年 第 82 回 日本音楽コンクール第 1 位、併せて野村賞・井口賞・河合賞・三宅賞受賞。本選ではラフマニノフの協奏曲第3番を演奏し、女性では10年に1人の第1位受賞となった。
現在 ドイツ・ケルン音楽大学、またスイス・バーゼル音楽院にてClaudio Martinz-Mehner氏のもとで研鑽を積む。
1991 年神奈川県生まれ。4歳よりピアノ教師の両親のもとでピアノを始める。桐朋学園大学附属子供のための音楽教室、桐朋学園女子高等学校音楽科を経て2014年桐朋学園大学卒業。2017年同研究科修了。2015年2月に沼尻竜典氏指揮・桐朋学園大学オーケストラと演奏した三善晃のピアノ協奏曲はNHK「ベスト・オブ・クラシック」で放送され、好評を博す。2016年8月には同氏指揮・京都市交響楽団定期演奏会において三善晃のピアノ協奏曲を再度演奏。
2002 年 第 56 回 全日本学生音楽コンクール小学生の部全国大会第 1 位、併せて野村賞・都築音楽賞受賞。
2003 年より桐朋学園より奨学金給付を受け、2004 年 第9回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール (ドイツ)A カテゴリー第 3 位受賞。 2008 年、第6回東京音楽コンクールピアノ部門第 2 位。2010 年、日本ショパンコンクール2010第 2 位。コンクールの模様は、日本テレビニュースZEROにて放映された。
2012年、ルーマニアにて国立ブラショフ交響楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲を共演。2013年 第 1 回 桐朋コンチェルトコンペティション第 1 位受賞。
2012年〜2014年 ラフォルジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、2014年 N響HOPEコンサートなどに出演。2014年 第1回梅津賞受賞。平成26年度 大和市芸術文化未来賞受賞。
これまでに尾高忠明、秋山和慶、高関健、現代茂夫、藤岡幸夫、松尾葉子、曽我大介、沼尻竜典、川瀬賢太郎の各氏ら指揮のもと、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィル、日本フィル、神奈川フィル、セントラル愛知交響楽団、洗足学園大学オーケストラ、桐朋学園大学オーケストラ、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド・クラクフ室内管弦楽団等、多くのオーケストラと共演。コンチェルトのレパートリーはブラームスから三善晃など現代作曲家に至るまで多岐に及ぶ。また横坂源氏とのデュオ・リサイタル、アンサンブル金沢のメンバーとのコンサートなど、室内楽・デュオの演奏も行い、ドイツではリート(歌曲)作品も積極的に演奏している。
これまで、室内楽を東京クヮルテット、三上桂子、藤原浜雄、堤剛の各氏、ピアノを江崎光世、加藤伸佳、横山幸雄、村上弦一郎の各氏に師事。2012〜2013年度明治安田生命文化財団、2016年度 公益財団ローム・ミュージック ファンデーション奨学金を受ける。
2015年秋より渡欧。ピアノをClaudio Martinez-Mehner氏、室内楽をAnthony Spiri氏、歌曲伴奏をStefan Irmer氏、ハンマークラヴィーアをEduardo Torbeallini 氏に師事。アメリカ、スペイン、イギリス、ドイツ、スイスなど、各地での演奏に積極的に取り組んでいる。バーゼル在住。
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