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クーナウ 1660-1722 Kuhnau, Johann

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  • 解説:宮本 優美 (420文字)

  • 更新日:2007年5月1日
  • ドイツの作曲家、鍵盤楽器奏者、音楽理論家、人文学者、著述家、法律家。早くから楽才を現し、美声であった。ドレスデンにてオルガン、イタリア語、フランス語を学び、82年にライプツィヒ大学に入学して法律を学ぶ。

    84年にライプツィヒの聖トーマス教会のオルガニストに就任。1701年にはカントルに選ばれる。聖トーマス教会のカントルは「中世的な幅広い教養を身につけ、音楽、法律、神学、修辞学、詩、数学、外国語に通じている」ことが求められる、当時のドイツ音楽界屈指の要職で、彼の後任はJ.S.バッハであった。クーナウは22年に没するまで聖トーマス教会カントルの地位にあった。

    クーナウの鍵盤作品の中では、1700年にライプツィヒで出版されたソナタ集〈聖書の物語〉が重要である。この曲集には旧約聖書を題材とした6曲の多楽章のソナタが収められ、それぞれのソナタに標題がつけられている。その他の作品には多数の教会カンタータがあるが、今日ではほとんど知られていない。

    執筆者: 宮本 優美
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    作品(12)

    ピアノ独奏曲 (5)

    ソナタ (4)

    練習曲 (4)

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    シャコンヌ (1)

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    サラバンド (2)

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    メヌエット (1)

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