クセナキス 1922-2001 Xenakis, Iannis
解説:齊藤 紀子 (361文字)
更新日:2008年8月1日
解説:齊藤 紀子 (361文字)
ルーマニア出身のギリシア系の作曲家。アテネ工科学校で学んだ後、主にパリで活動した。パリへは1947年に渡り、ル・コルビュジェの建築事務所に勤める口を見つけたほか、この地でミヨーやメシアンの指導を受けた。
コンピューターで算出された数値を作曲に応用することで、「音の雲」と呼ばれる音楽のテクスチュアに短い音の蓄積という特徴をもたらした。1966年には、自ら中心となってパリに「数学的、自動的音楽の研究センター」(CEMAMu)を設立し、ユーピック・システムという図形を音楽に変換する作曲法の開発に成功している。
なお、初期の作品の構成方法については、1963年に刊行の『La Revue Musicale』に「Musique formelles」として掲載された(英訳の「Formalized Music」がある、1971年)。
作品(19)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
ピアノ独奏曲 (2)
種々の作品 (4)
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室内楽 (1)
種々の作品 (8)
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