浦山 純子 Urayama, Junko
プロフィール (1081文字)
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桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、ポーランド国立ワルシャワショパン音楽院に留学。1995年ラジヴィーウ国際ピアノコンクール優勝、及び最優秀ショパン賞(ポーランド)、98年ポリーノ国際ピアノコンクール最高位(イタリア)を始めとする数々の賞を受賞。
96年よりロンドンを拠点とし、名門ウィグモアホールにてデビュー。ヨーロッパ各国でソロリサイタル、コンチェルトから室内楽に至るまで幅広く活動し、2002年にはウラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団とグリーグ:ピアノ協奏曲を共演し成功を収め、再びフィルハーモニア管弦楽団に招かれて同年チチェスター音楽祭にて演奏。
05年に帰国、銀座・王子ホールでデビュー後、多彩な企画で演奏活動を展開し、スタインウェイ・ジャパン㈱の“Young Virtuoso Series”のアーティストとしても全国各地でコンサートを行ったほか、国内外で教育・福祉関係のためのチャリティ活動にも力を入れている。
09年よりスタートさせたリサイタルシリーズ「心の旅への誘(いざな)い」は、「奥の細道」から着想された柏木俊夫作曲:『芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ』を取り上げる独創的な企画が注目を集めた。12年には本作品の全曲録音CDとして〈VOYAGE ヴォヤージュ〉を発表、文化庁芸術祭に選出された。
14年より自身の代名詞ともいえる作曲家・ショパンとラフマニノフの生涯を追う全4回のリサイタルシリーズ「ショパン&ラフマニノフの世界」をスタート。第1回に連動して〈CONCERTOS コンチェルト〉(ショパン:ピアノ協奏曲第1番&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、山下一史指揮/仙台フィルハーモニー管弦楽団)をリリースし高評を得たほか、第2回は同門の気鋭ピアニスト、ステファン・チリッチを迎えてラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番ほかを熱演、音楽誌各誌に取り上げられるなど好評を博した。
CDはこれまでに、03年〈Piano Recital ピアノリサイタル〉05年〈Fantasie ファンタジー〉07年〈Soirée ソワレ〉(イギリス・シンフォニカレコード)、12年〈VOYAGE ヴォヤージュ〉14年〈CONCERTOS コンチェルト〉(ソニーミュージック/ミューズ)をリリース。
浅野繁、奥村洋子、安川加壽子、アンジェイ・ステファンスキ、スラミタ・アロノフスキ各氏に師事。
スタインウェイ・アーティスト。
浦山純子オフィシャルWEBサイト http://www.junkourayama.com/
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