
解説:須藤 英子 (310文字)
更新日:2006年4月1日
解説:須藤 英子 (310文字)
大阪市生まれ。東京芸術大学、同大学院に学ぶ。池内友次郎、矢代秋雄、野田暉行、間宮芳生に師事。在学中より、西洋の前衛的な作曲技法を学ぶ一方で、アジアの伝統音楽、宗教、美学等に強い関心を抱く。そこから導いたヘテロフォニー(同一旋律を複数の声部で自由に奏することにより、音程やリズムにずれを生じた状態)の書法は、今日の西村を特徴づける作曲技法となった。巨大なエネルギーと緊張感に満ちたその音響宇宙は、現代音楽ファンのみならず、広く愛好される性質を持つ。現在、東京音楽大学教授、日本作曲家協議会理事。日本音楽コンクール優勝、エリザベート国際音楽コンクール大賞、ルイジ・ダッラピッコラ作曲賞、尾高賞、中島健蔵音楽賞など、受賞多数。
作品(39)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (2)
ピアノ独奏曲 (10)
性格小品 (5)
種々の作品 (8)
ピアノ合奏曲 (1)
性格小品 (4)
室内楽 (2)
種々の作品 (6)