スカルラッティ, アレッサンドロ 1660-1725 Scarlatti, Alessandro
解説:宮本 優美 (332文字)
更新日:2007年5月1日
解説:宮本 優美 (332文字)
イタリアの作曲家。オペラ、カンタータで知られ、18世紀オペラのナポリ楽派の開祖といわれる。
1660年パレルモ生まれ。72年、12歳でローマへ赴き、教育を受ける。78年結婚。79年に最初のオペラが上演される。84年にナポリに移り、宮廷楽長を務める。ナポリでの18年間に、40余りのオペラ、7曲のセレナータ、9曲のオラトリオ、65曲のカンタータを作曲した。
1702年、息子のドメニコ・スカルラッティを連れてフィレンツェ、ローマを旅する。03年よりローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂副指揮者。07年には楽長になる。しかしローマでの彼の経済状態は必ずしも良好ではなく、08年にナポリに帰る。16年、ローマ教皇より貴族の称号「カヴァリエーレ」を賜る。25年ナポリ没。
執筆者:
宮本 優美
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作品(9)
ピアノ独奏曲 (5)
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