作品概要
解説 (2)
解説 : 今関 汐里
(72 文字)
更新日:2020年3月1日
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解説 : 今関 汐里 (72 文字)
ハ長調、4分の4拍子。アルベルティ・バスの伴奏音型と、同音反復を含む、かわいらしい旋律からなる。9-12小節目は、右手と左手の掛け合いが特徴的。
演奏のヒント : 大井 和郎
(653 文字)
更新日:2020年6月18日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (653 文字)
単純な16小節のピアノ曲ですが、音数が少ないだけに、演奏は簡単ではありません。ここでは2つの重要なポイントを述べたいと思います。1つはペダリングです。この課題曲を弾くお子様は、まだペダルを使えないかも知れませんが、アシストペダルを用いてでも、是非ペダルを入れて頂きたいと思います。
以下、ペダリングのサンプルを述べます。
1ー4小節間 3小節目のみ1拍目と3拍目の2回ペダルを変え、あとの小節は1小節間踏み続けます。
5ー8小節間 1ー4小節間と同じです。
9ー12小節間 9小節目は1小節間踏み続け、10小節目は1拍目と3拍目の2回ペダルを変えます。
11ー12小節間、ペダルは全く使いません。
13ー16小節間 1ー4小節間と同じです。
次に、強弱について述べます。
1ー4小節間、フレーズの基本音形は、C D E D C であると生徒に伝えます。故に、2ー3小節目にテンションがあがり、1小節目と4小節目は音量を下げます。特に4小節目のCが大きくならないように注意します。
5ー8小節間、1ー4小節間と比べ、音量を異ならせます。若干、1ー4小節間よりも、音量を落とした方が良いかもしれません。
9ー12小節間、この曲中でテンションが最も高くなる部分と感じるのであれば、少し音量を上げても良いかもしれません。しかしながら、この曲の性格上、あまり強い音量は必要ではありません。
13ー16小節間、1ー4小節間と同じにします。
全体の音質は、柔らかく、ぼやけた感じが出た方が良いかもしれません。左手の音量はできる限り下げましょう。
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