バッハ : 第10番 前奏曲とフーガ 第10番 フーガ BWV 879 ホ短調
Bach, Johann Sebastian : Prelude und Fuge Nr.10 Fuge Nr.10 e-moll
作品概要
楽曲ID:62211
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:発展3 発展4 発展5 展開1 展開2 展開3
楽譜情報:2件解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(469 文字)
更新日:2023年9月14日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (469 文字)
更新日:2023年9月14日
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エネルギッシュで楽しい短調のフーガです。テンポはアレグロ以上とお考え下さい。このフーガではアーティキュレーションがとても重要でこれが演奏の伴となります。
まずこのフーガに出てくる4分音符は全てスタッカートで演奏します。そして2分音符なのですが、出来ることであればレガートで切れ目無く演奏できたらベストです。そして3連符は出来ることであればスタッカートに近い、ノンレガートでドライに演奏して欲しいです。
そしてそれらの異なった音価のバランスについてですが、3連符を最も弱く、次に2分音符、そして4分音符を最もはっきり出すとわかりやすくなります。2分音符は実は主に2種類の役を果たします。1つ目は曲中で順次進行が多く(譜例15~16小節間)、バックグラウンド的な役割の場合が多いからです。2つ目は、逆に、39~40小節間の左手のように次に3連符に繋ぐ役割である2分音符の場合、むしろ、他の声部よりも強調して良いです。
演奏はメトロノーム的に正確に演奏します。そうすることで、曲中のピークポイントに向かう時、3連符が聴き手を圧迫させる効果があります。
執筆者:
大井 和郎
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