ホーム > ヘンデル > 組曲 ハ長調 > シャコンヌ

ヘンデル :組曲 シャコンヌ HWV 443

Händel, Georg Friedrich:Suite Chaconne with 49 Variations HWV 443

作品概要

楽曲ID:54439
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:シャコンヌ
総演奏時間:13分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
  • クリックして画像を開く
  • tab

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (398文字)

更新日:2024年9月16日
[開く]

巨大な変奏曲です。Var50まであります。ヘンデルの変奏曲の特徴は、後ろに進めば進む程テンションが上がっていくのですが、ここまで多くのヴァリエーションがあるとなかなか難しいところです。Var30、Var36は、一度落ち着く部分です。ここでテンションを元に戻し、ここから再び構築していきます。

また、変奏曲は、特別な指示がない限りはテンポは最初から最後まで変わらないのがじょうしきなのですが、テンションを保つ上で、多少のテンポの変化が必要になると筆者は感じています。

例えばVar47は32分音符が出てきますが、ここでテンポが多少落ちてしまうことは仕方の無いことかもしれません、ところが47のテンポを48に用いた場合、48は極端に遅く感じられ、これまで構築してきたテンションがここで一気に失われてしまいます。48、49共にテンポを上げ、テンションを維持した上で401小節目に入ることをお勧めいたします。

執筆者: 大井 和郎
現在視聴できる動画はありません。  

楽譜

楽譜一覧 (0)

現在楽譜は登録されておりません。