作品概要
楽曲ID:54282
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:リダクション/アレンジメント
総演奏時間:2分50秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:リダクション/アレンジメント
総演奏時間:2分50秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(467 文字)
更新日:2023年9月14日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (467 文字)
更新日:2023年9月14日
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バッハのG-durという調性の感じ方は、とても元気で明るく爽やかな印象を持ちます。そして力強くもあります。インベンションやシンフォニア、平均律を思い浮かべてもその明るさがわかりますね。
このコンチェルトの第1楽章は、後ろに行くほど音価が小さくなり、つまり後ろに行くほどよりテンションが高まることがわかります。tuttiの部分とsoloの部分は意識をしてtuttiは大きく、soloは控えめに弾くことが前提です。全くそれを知らない人が聴いても、明らかに、ここはtuttiでここはsoloと解る演奏を心がけて下さい。
途中e-mollに転調してカラーが変わります。e-mollはG-durと比べて奏者に取ってはどちらがよりテンションが高いでしょうか?思ったように差を付けてみて下さい。これが終わるとハーモニックシークエンスが始まり、d-moll、C-dur、そしてG-durに戻ります。強弱の差や音質の差をその調毎に付けてみて下さい。この辺り、バッハ独自のユーモアのセンスが感じられます。愉快に、元気よく方向性を持って華やかに演奏して下さい。
執筆者:
大井 和郎
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