ベートーヴェン :ヴァイオリン・ソナタ 第4番 第2楽章 Op.23

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier und Violine Nr.4 Mov.2 "Andante scherzoso, piu allegretto"

作品概要

楽曲ID:47336
楽器編成:室内楽 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:8分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 丸山 瑶子 (284文字)

更新日:2023年12月19日
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ソナタ形式。2度進行が連なる控え目な響きの主題から始まる。そこから堂々としたフガート、茶目っ気のある刺繍音中心の楽想からシンコペーションの軽やかな旋律へ進み、そして最後には身振りの大きい分散和音へと、それぞれ非常に個性的な主題が次々に現れる様子は第1楽章の提示部とよく似ている。展開部が既出主題の動機を絡め合わされて短く終わると、提示部においてソロで示された楽章冒頭の主題旋律が、もう1つのパートによる軽やかな装飾を伴って再現する。再現部は元の主題がところどころ装飾的に変奏されたり、主声部を担う楽器の順序が提示部とは逆になったりしながら、ほぼ定石通り書かれている。

執筆者: 丸山 瑶子

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