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ハイドン :12のメヌエット 第4曲 Hob.IX:8 ヘ長調

Haydn, Franz Joseph:12 Menuette *in preparation* F-Dur

作品概要

楽曲ID:44762
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:0分50秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (536文字)

更新日:2025年5月30日
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連打音がメロディーラインにあるため、あまり速いテンポで弾いてしまうと、圧迫感が生じます。心地よい、ゆったりしたテンポで、軽快に弾く方が良いでしょう。

このメヌエットも、オクターブが出てくるのですが、やはりこの部分には要注意で、決して音量を上げすぎないようにして下さい。特に連打音の場合、耳障りに聞こえてしまう可能性があります。

左手は主にスタッカートで弾くのですが、対して右手は、スタッカートの所もあれば(例13小節目)、レガートで弾きたい部分もあります(14小節目1〜2拍間)。

例えばこの14小節目、1拍目のオクターブを14で取り、次のGを15、次のAも15で取る事でレガートをかけることができます。しかしながら、14でオクターブを取る事ができない、手の小さな方やお子様の場合、音が移り変わるときにペダルを一瞬入れて(本当にほんの一瞬)、切れ目を作らないようにすると良いでしょう。

トリオのセクションは、版によって音が相当変わってきます。別の版もチェックして信頼できそうな音を選んでください。

執筆者: 大井 和郎
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