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ハイドン :12のメヌエット 第1曲 Hob.IX:8 ハ長調

Haydn, Franz Joseph:12 Menuette *in preparation* C-Dur

作品概要

楽曲ID:44759
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:2分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (519文字)

更新日:2025年5月30日
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メヌエットセクションもトリオセクションも、ABA形式です。まずメヌエットからですが、1825小節間をこのメヌエットのピークポイントとします。この、1825小節間では、おそらく1819小節間辺りが最も音量が強いでしょうか。

いずれにせよ、18小節間と区別を付けるためにも、後半をピークと考えた上での話になります。10小節目からBセクションですが、ここで心理的な迷いのような和音の感覚で、最初のAセクションとは変化を付け、pからスタートしますが、1417小節間でクレシェンドをかけ、18小節目のピークポイントに持っていくようにします。

次にトリオセクションですが、こちらも、18小節間と、1724小節間はAセクションですので、こちらも後半のAセクションの方のテンションを、冒頭のAセクションよりも高くします。そうすると、同じように、Bセクションの、1215小節間を利用し、クレシェンドをかけ、テンションを高くしておいて、17小節目に入るようにして下さい。

執筆者: 大井 和郎
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