バツェヴィチ :子どもための組曲 バーレスク

Bacewicz, Grażyna:Children's suite Burlesque

作品概要

楽曲ID:44350
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分00秒
著作権:保護期間中

解説 (1)

演奏のヒント : 柴田 梨花 (390文字)

更新日:2023年8月23日
[開く]

Vivo、2/4拍子。バーレスクとは、有名な作品を改作や戯画化したもので、冗談、悪ふざけという意味のイタリア語の「burla」に由来すると言われています。冗談めかしたアクセントや前打音が特徴的な作品です。冒頭のアウフタクトを意識して始めましょう。4小節目のFis音の意外性で少しブレーキがかかるような面白さがあります。5小節目の前打音がついたアクセントは重くなることなく思い切りよく弾きましょう。その後また音楽は上行形でどんどん進んでいきます。18小節目のアウフタクトから冒頭のメロディーが変奏された形で回帰されます。22小節目のアウフタクトでは、左手の上行形や右手のリズムから高揚感が感じられ、23小節目からは止まることなく進みます。34小節目からの重音前打音の上行形はクライマックスへと期待感が増していきます。その後冒頭のメロディーに回帰し、最後は派手に終わりをむかえます。

執筆者: 柴田 梨花
現在視聴できる動画はありません。  

楽譜

楽譜一覧 (0)

現在楽譜は登録されておりません。