ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第9番 第3楽章 Op.14-1

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.9  3.Satz Rondo-Allegro comodo

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分30秒
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解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (258文字)

更新日:2019年2月15日
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(第3楽章)ホ長調 2分の2拍子 ロンド

3連音符の伴奏の上にオクターヴの主題が提示される。急速な順次下降音型と4声部の交差による推移の後にロ長調で新たな主題が提示される。これは完全8度、減4度跳躍下降と短2度、完全4度上行という音程的な特徴をもつ。

冒頭の主題が同主短調で回帰した後、その平行調であるト長調に転じる。ここでは主題の伴奏音型であった3連音符が主体となり、経過的な楽句が続く。第3音のロ音が長く引き延ばされ、これを介して再びロ長調で2つの主題が再現される。この後、コーダとして冒頭主題が発展し楽曲を閉じる。

執筆者: 岡田 安樹浩