バッハ :パルティータ　第6番 サラバンド BWV 830

Bach, Johann Sebastian:6 Partiten Nr.6　Sarabande

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作品概要

楽曲ID：39188
楽器編成：ピアノ独奏曲　
ジャンル：サラバンド
総演奏時間：6分50秒
著作権：パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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楽譜情報：11件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井　和郎 (387文字)

更新日：2024年1月19日
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かなり音価が小さな音符が多くあり、相当ゆっくり進ませなければならないサラバンドです。まずこの条件から既に拍を失いやすい(弾いている方も聞いている方も)サラバンドになりますので、これが、このサラバンドを演奏する上で最も気をつけなければならないことです。

即興性は重要事項で必須です。しかし、奏者は、「頭の中でカウントしながら聴いている聴く側」の事も考えなければなりません。矛盾しているように聞こえるかも知れませんが、即興的要素を入れつつも、拍の認識(カウント)は行わなければなりません。聴いている人達が3拍子を認識できるような演奏が欲しいところです。

そこで有効なのはサブディビジョン奏法です。4分音符で1拍を数えるのにはあまりにもテンポが遅くて難しくなりますので、8分音符2つで1拍を数えるようにします。そうすると、余計な場所に時間を取ったりしていることがとてもよくわかります。

執筆者： 大井　和郎
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