バッハ :パルティータ 第5番 サラバンド BWV 829

Bach, Johann Sebastian:6 Partiten Nr.5 Sarabande

作品概要

楽曲ID:39180
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:サラバンド
総演奏時間:2分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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楽譜情報:11件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (403文字)

更新日:2024年2月19日
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この演奏のヒントは、筆者の主観になってしまいますので、同意されない方は読み飛ばしてください。筆者は、「装飾音」というのは、あくまで「装飾音」であって、実音とは異なる音符と考えております。従って、「装飾音」がわざわざサイズの小さな音符で書かれている以上、聴いている側も弾いている側も、それを実音と聴き違えることの無いように演奏するべきだと考えております。

確かに「長前打音」なるものも存在し、時にそれが装飾音であるか否かは解らなくなるときもありますが、作曲家が装飾音として書いている以上は、装飾の役割を果たすべきであり、実音との区別が欲しいところです。

冒頭1~2小節間、多くの装飾音が出てきますが、この辺りをどのように弾けば良いのか。一つの方法としては、装飾音を全部外してしまい、実音のみを弾いてそれに慣れる期間を設けることです。その上で、装飾を付けることで、基本的骨組み(実音)を崩すこと無い演奏ができます。

執筆者: 大井 和郎