作品概要
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(489 文字)
更新日:2023年3月17日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (489 文字)
更新日:2023年3月17日
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アングレーズは、1拍目にアクセントが付くイギリスの舞曲ですが、もともとはガボットと書かれていたらしいです。ガボットと書かれたものがなぜアングレーズになったのかは不明です。しかしアングレーズと考えれば1拍目のメロディーラインは4分音符が来ることが多く、ここにアクセントが付くことで引き締まる感じもします。
このアングレーズは4小節単位で考えます。つまり、1~4小節間、5~8小節間、9~12小節間という具合に分けます。各フレーズを分析すると:
1~4小節間 h-moll
5~8小節間 D-dur
9~12小節間 D-dur
13~16小節間 Fis-moll
17~20小節間 シークエンス
21~24小節間 h-moll
25~28小節間 冒頭の同じフレーズに戻るh-moll
29~32小節間 h-moll
になります。調が変わるので、それに伴い、ダイナミックや音色も変えましょう。Fis-mollの部分はテンションが高くなります。そして最後の、29~32小節間もテンションの高まる部分です。それらを把握して、他の部分とのつじつまを合わせてみて下さい。
執筆者:
大井 和郎
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