ブルクミュラー(ブルグミュラー) :18の性格的な練習曲 紡ぎ歌 Op.109-18

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:18 Etudes de genre (faisant Suite aux Etudes faciles op. 100) La Fileuse Op.109-18

作品概要

楽曲ID:34171
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7

楽譜情報:14件
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解説 (2)

演奏のヒント : 大井 和郎 (547文字)

更新日:2022年11月15日
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ついつい右手の3連16分音符に気を取られ、大事なメロディーラインまで気が回らない事が多いのですが、重要なメロディーラインも考慮しましょう。1~2小節間、右手に現れる、4分音符で書かれているメロディーラインは、A A H H A D Fisです。この A A H H A D Fis を単旋律で弾いて見てください。少なくとも、A A H H A と弾いたとき、最後のAにはアクセントを付けませんね?最初のAよりも次のAが少し大きく、それよりも次のHが大きく、2回目のHはもっと大きく、次のAで弱くなる と考えます。それから先のD Fisはクレシェンドをかけると思いますが、少なくとも2小節1拍目のAは力を抜きます。

右手3連16分音符を一緒に弾くとそっちに気が取られ、A A H H A D Fis は実に強弱的に平坦になりがちです。こういうところも気を遣いましょう。以降同様にメロディーラインを扱います。

4小節目の4拍目、ここの和音は、Gis H D F になり、Cisだけが非和声音になります。このCisは次のDとにごりを生じさせますので(rallentがかかっているためにごりが気になる)、ペダルを変えるなり、フィンガーペダルを使うなりして、このCisが残るのを、気になる方は避けてください。

執筆者: 大井 和郎

解説 : 佐藤 卓史 (535文字)

更新日:2022年1月31日
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