ブルグミュラー :18の性格的な練習曲 風の精 Op.109-15

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:18 Etudes de genre (faisant Suite aux Etudes faciles op. 100) Les Sylphes Op.109-15

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7

楽譜情報:11件
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解説 (1)

解説 : 佐藤 卓史 (448文字)

更新日:2022年1月31日
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 原題の「シルフ」(Les sylphes)とは風を司る精霊で、華奢な少女の姿をしているといわれる伝説上の存在です。音楽はスケルツォ風の速く軽やかなワルツで、『羊飼いの家路』の田舎っぽいレントラーとは対極にある洗練された舞曲です。高音部でキラリと光るアルペジオの音型が、シルフの起こす気まぐれな風を表現しています。

演奏のポイント(原典 ♩.=92)

 3連符の素速いパッセージは、指先を立てて、速いスピードで打鍵します。手首の回転を使いすぎないように。ワルツの伴奏型が始まったら、進行の主導権を握るのは左手です。右手はそのムーヴメントを邪魔しないように、上手にリズムに乗って弾きましょう。ト長調の中間部では、両手がユニゾンでメロディーを奏でます。右手は4小節に1回風を吹かせなければならないので、左手の上声がしっかり支えるようにしましょう。全曲を通して、念入りに書き込まれたアーティキュレーションとデュナーミクを注意深く読むことが大切です。

(東音版「ブルグミュラー18の練習曲」(NS61)より)

執筆者: 佐藤 卓史

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風の精